2016年8月8日月曜日

FREEDOM


(監督:森田修平,2006-2008)

いつの頃からでしょう、タケルのように「オレは好きなところに行ける!何でもできる!」という感覚がなくなってしまったのは。

言ってしまえば今は、「好きなところで好きなことができる」状況なはずなのに、全くそうは思えません。何なのでしょう、この閉塞感は...

就職してある程度先の見通しが立ってしまったからなのか、単調で同質な毎日を送っているからなのか、失敗や挫折を繰り返し現実が見えてきたということなのか、それが大人になるということなのか...

自由、FREEDOMって、どこにどんな形で在るのでしょうか...



なんて作文をしてみましたが、


FREEDOMはここにある!!(カップヌードルを指しながら)


カップラーメンのCMのためにこんなの作ってしまうなんて、あんたら。。。
自由、ですね。。。

2016年8月5日金曜日

漁港の肉子ちゃん


(西加奈子,2011)

場末の港町が舞台の全体的にどんよりとした(さびれた、のがあっているかも)雰囲気の小説。
ストーリーの乱高下が少なく余裕があったのか、「小説ってやっぱりよく考えられて書かれてるんだなぁ」なんてことを考えながら読んでいた。

閉鎖的などんよりとした場末の港町の雰囲気で肉子ちゃんの明るさを際立たせたり(その逆かもしれないけど)、幽霊を登場させてものさびしさを演出したり、いろんな仕掛けで読む人の中に絶妙なブレンドでいろいろな気持ちが沸き起こるように工夫してあるんだろうなと。(勝手な想像かもしれませんけどね笑)

個人的には読書の箸休めや、あまり読書熱が高くないときに休憩的に読むのにちょうどいいなと思いました。読んでいて疲れないし、ストーリーは平坦だけど飽きないし、ラストも結構さわやかですし。まあ、ただ、底抜けに明るくて優しい肉子ちゃんですが、身近にこんな人いたらいらっとしてしまうかもしれないなと思ったり笑。。。

2016年8月2日火曜日

レオパレスからの移住日記

前略、レオパレスについてうんぬんかんぬんと書きましたが。

※レオパレス移住日記 まとめ編

自分は結局、レオパレスから引越しました。
理由は大きく2つ

①レオパレスの防音はやっぱり不満だった!
②近所に新築のよさそうな物件が見つかった!

で、まぁ一般的な理由です。

引越しをしまして「新築、超快適!!!、やっぱりレオパレスはクソ!!クソパレス○ねっ!!」だったら、わざわざこんな投稿を書いていないわけです涙。。。


まったくもってレオパレスの肩を持つ訳ではないのですが(もつ義理もないわけですが)、自分のような悲劇を生まないために、「真実」を、ここに記しておこうと思います。

それは、

『防音レオパレス並み』の物件は普通にある。


ということです。

普通に、というのは新築だろうがおんぼろだろうが、特に防音を売りにしている木造以外は、木造は基本こんなもん。ということです。(今の部屋に引越したあといくつか部屋を見に行きました。)

レオパレスの悪評だけが轟いていて、自分はてっきりレオパレスから脱出しさえすれば快適な生活がおくれるものだと勘違いしておりましたよ。。。

私の場合は、1Fの部屋を選んだのが大きなミスだったのですが、今の部屋は上下の防音は正直レオパレスよりひどいかもしれません。(隣とはDK部分の部屋しか接していないのでほとんど気にならないのですが、居室が接していればきっとレオパレス並か以下だと思われます。)

何が言いたいのかというと、レオパレスの防音が無理で脱レオパレス(略して脱パレス)を考えている方は、油断なさるなということです!特に「自分は本当に木造1Fに住めるのか」よく考えた方がいいと思います!たとえレオパレスでなくとも、間取りに防音上のアドバンテージがあっても、木造1Fはハイリスクだと思います。

自分はもう今後一生、どんなに最高の物件でも木造1Fは選ばないと思います。他に選択肢がなくても他を選びます!

まあだれも読んではいない訳ですが、自分のこのクソみたいな経験も、もしかしたら誰かの悲劇を未然に防ぐことに貢献できるかもしれないと思えば少しは浮かばれるってものです。

みなさんは正しい選択を。。。



2016年8月1日月曜日

BACK TO THE FUTURE



★Back to the Future
 (監督:ロバート・ゼメキス/制作総指揮:スティーブン・スピルバーグ/1985,1989,1990)
マーティ・マクフライ:マイケル・J・フォックス
エメット・ブラウン(ドク):クリストファー・ロイド


一人でキネマを読んでいて、そういえば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、ちゃんと見たことないな、と思い見てみました。見てみて覚えのあるところはなかったので、ちゃんとどころか見たことなかったのかもしれません...

SF系の映画や小説は好きなこともあり、退屈せずに見られました。マーティとドクの世代を、そして時代を超えた友情!素晴らしいですね。最後のプレゼントもナイスで、後味も爽やか。確かに、冒険・アクション・恋愛・友情がうまいこと盛り込まれた万人受けする映画かもしれませんね!

それにしても調べてみると第1作は自分の生まれる前の映画だったんですね。今でこそ通信量関係でよく聞く「ギガ」という接頭辞も最近ほど有名ではなかったんでしょうか。



過去が生まれる瞬間である「今」の行いが未来をつくる。

それは君の未来は白紙ってことさ。
(It means your future hasn't been written yet.)

誰にとってもそうだよ。
(No one's has.)

未来がどんなものだとしても、それは自分自身で作り出すものなんだ、
(Your future is whatever you make it,)

だったら、より良いものにしようじゃないか。
(so make it a good one.)

※訳は正しいか不明です笑



↓幼いドクが科学を志すきっかけ、そしてドクとクララを結びつけた名著



これもとてもよかったです!