2019年2月10日日曜日

参考書評 第1弾!

「参考書評」という新たなラベルを作ったので、第1弾として1月27日に受けてきたFP3級参考書について書いてみようと思います。日商簿記の「スッキリ」シリーズでもお世話になっている滝澤大先生の著書です。

参考書評は試験に受かった喜びや落ちた悲しみ(?)を加減せず、なるべく中立な視点で試験勉強に使った参考書の感想を書きたいので、なるべく結果発表前に書こうと思います!(そのため、落ちているにもかかわらず「簡単な試験」と言っていたりするかもしれません笑)

○試験情報
ファイナンシャル・プランニング技能士3級(FP3級)
受験日:平成31年1月27日
受験科目:個人資産相談業務
実施団体:金融財政事情研究会(金財)

○使った参考書(Amazonリンクになっています)
 
みんなが欲しかった! FPの教科書 3級(2018-2019年) 1,728円(税込)(以下「教科書」)
みんなが欲しかった! FPの問題集 3級(2018-2019年) 1,620円(税込)(以下「問題集」)

○使い方
過去問をちらっと見た感じ、特殊な対策はいらなそうだったので、教科書のイントロダクションにあるとおり、教科書を2回通読しました。じっくり読むでもなく、流し読みするわけでもなくぼけーっと2回まさにただ読みました(それを流し読みというのかもしれませんが)。その後は問題集を解いていきました。解きながら絶対に間違えない問題をどんどんはじいていき、あやしい問題のみを解き直すということを計3周くらいやりました。総合問題は試験直前にやろうと思ってとっておいたのですが、試験直前期に風邪をひいてしまい結局やらずじまいでした。もったいない...

○書評!


・教科書
↑教科書の目次です。教科書の各チャプターは目次と同配色で全体的にカラフルです。ところどころにへたうまな感じのイラストを入れてみたり、板書(後述)内のフォントを手書き風にしてみたりと全体的に試験勉強慣れしていない人でも読むのが苦にならないように工夫しているのかなと思いました。カラフルだったりイラストやフォントの工夫が嫌いな人もいるかもしれませんが、自分としては目に優しく読みやすかったです。
 内容としては過不足なく勉強しておくべき事項のみまとめてくれてある印象でした。また、覚えなくてOKな事項についてはそのように書いてくれてあって、記憶力悪い派の自分としてはとても助かりました。
 特徴としては、「板書」というスペースにまさに先生が黒板にポイントを書くように要点をまとめ、そこに先生が言葉で話したことをメモ書きするようにメモが書いてあるということでしょうか。メモ書きはもし書いてなければ自分で書き込むなあと思う内容がちょうど書いてくれてあり、これのおかげでスラスラ読み進められたのかなと思いました。
・問題集
 過去問をベースにした普通の問題集です。一冊でFP協会・金財両方の団体の各科目の受験に対応しています。解説には教科書の「板書」が必要に応じて解説代わりに記載されています。そのため、問題ごとに解説がない部分もありますが問題自体が簡単なので特に不便はなく、逆にくどくなくて解き進めやすかったです。

というわけで、総評としては買ってよかった参考書だと思いました(いつも通販で買うので、内容を見ないで決めています笑)。FP3級はときに合格率が80%近くに達し、参考書選びが合否を決める!という試験ではないので、特にお硬い本が好きという方以外は本書を選択すれば間違いはないかなと思います!

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