2018年3月25日日曜日

行政書士 不合格体験記

不合格体験記第一弾ということで、昨年、簿記2級の1週間前という無謀なスケジューリングで受けてきて案の定撃沈した「行政書士」について書いておこうと思います。

□行政書士 (1回目受験)
・受験日:2017年11月12日
・結果:162点/300点(詳細後述)
・難易度:★★★☆☆(落ちておいて何ですが、思ったよりいけました)
・勉強時間:7月~10月で約30時間(記録あり)、11月たぶん20時間くらい(記録なし)
・費用
 受験料:7,000円
 テキスト等(上記3冊):9,720円
 計16,720円 その他旅費等

まずは結果ですが。。。


となりました。

いろいろなくくりで成績を整理してみます。
○科目別 得点/合格ライン/満点
法令等  122/122/244(合格ライン=満点✕50%)
一般知識  40/ 24/ 56(合格ライン=満点✕40%)
総得点  162/180/300(合格ライン=満点✕60%)

○出題形式別得点 得点/満点
5肢択一式 140/216
多肢選択式  12/ 24
記述式    10/ 60

○記述式足切り基準※ 得点/足切り/満点
一般知識   40/ 24/ 56
除く記述式 152/120/240

※記述式は、記述式を採点する以前に不合格が確定してしまうと採点してもらえないので、次の2点をクリアしないと採点されません。
①一般知識24点未満
②記述式以外の得点で120点未満(記述式満点60点を加算しても180点に達しない)

合格基準としては、総得点の合格ラインをクリアすることに加え、科目ごとの合格ラインもクリアしている必要があり、例えば、総得点では6割超えでも、一般知識で24点を割ってしまうと不合格となります。法令科目はギリですねー笑。

勉強のために購入した本は次の3冊のH29年度版です。
(画像のamazonリンクは最新版(H30版)を貼っておきます。)

  

勉強方法としては、

①「基本テキスト」を一読(本当に流し読みという感じ)
②「基本問題」を一通り解く
③配点をよく見てみると、行政法と民法だけで合格ラインを超えることに気付き、基本問題の行政法と民法のみゴリゴリやり込む。

という具合にすすめました。
一般知識はほとんどノータッチだったので、足切りが心配だったのですが、思いのほか得点できましたね。ラッキーだったと思います。
また、憲法、商法、基礎法学もほとんどノータッチでした笑
法令集は張り切って購入はしましたが、ほとんど開くことはありませんでした。

得点戦略としては、行政法・民法を重点的に攻めるということで正しかったと思いますが、いかんせん得点に結びついていないという。。。
ちなみに目標と実際の差はこんな感じでした。
(得点/目標点/満点)
記述除く行政法 58/ 76/ 92
記述除く民法  20/ 28/ 36
記述式     10/ 20/ 60
上記計     88/114/188
で、目標点114点に一般知識の24点で138点。
残りの42点は4点問題に換算すると10問くらいなので、どうにか拾えるかな、と思っていたのですが。。。

何にしても、行政法・民法で得点できないことには合格はあり得ないので、次回も同じ様な計画、プラス憲法・商法や記述対策もできたらと思ったのでした。

あと、余談ですが、↓の本、自分は最近読んだのですが、これを行政書士の勉強を始める前に読んでおけばよかったと思ったのでのせておきます。



今回の行政書士試験は、思いっきり「法律って暗記やろ!!!」というスタンスで臨んだうえに、最後の方は余裕もなくなり、理解もさておいて暗記に走った節がありました。
覚えていないと得点できないので、結果的に覚える必要があることは確かなのですが、この本は、法律についての一般常識的なこと、法律に携わる人たちの思考回路などを教えてくれるので、自分が向き合う法律について「考える」ための基礎みないなものを得ることができると思いました。考えることができて、理解が進めば記憶もしやすいと思うので、是非さらっと一読をおすすめしますよ。





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