2020年11月29日日曜日

カシオ電卓 JS-20WK

 カシオの電卓を(メルカリで)買ってみましたので、載せておきます。

※以前買ったシャープ電卓の記事はこちらにあります。よかったらご覧ください。


なお、以下、カシオ電卓は「JS-20WK」、シャープ電卓は「EL-N942」のことを書いています。


購入した電卓は↓。巷でよく見かける「JS-20WK」です。










左手打ちの練習をしようと思い買ってみました。










なぜ、左打ちの練習でカシオ電卓を買ったかというと...

写真を見てもらうとわかるのですが、シャープ電卓(左)もカシオ電卓(右)もキーは縦に5列ありますね。

なので、左手打ちをしようとしたときに、左の列から小指、薬指、中指と割当て、右2列を人差指と親指で担当、というのが良いような気がします。

そうすると、シャープ電卓の場合、「7,4,1,0」を小指が担当することになりますが、この電卓(EL-N942)特有の重いキータッチも加わり、なかなか小指に厳しい。

また、シャープ電卓左手打ちで、担当指を一つ左にずらして、小指(担当なし)、薬指(1,4,7)、中指(2,5,8)、人差指(3,6,9、×、÷、-)、親指(+、=)というのも試したのですが、人差で「÷または-」と「数字キー」と連打するのが意外と動作の効率が良くないと思いました。(小指が遊んでしまうというのも良くないと思いました。)

というわけで、カシオ電卓を導入してみました。シャープ配列もカシオ配列も一長一短があるとは思うのですが、右打ちでも左打ちでも、1~9の数字キーを中三本の指(人・中・薬)で担当できるという点では、カシオ配列の方が優れているような気がします。


ところで、カシオ電卓JS-20WKには大きな問題(?)があったので、記しておきます。

それは、検算機能(一連の計算について、電卓を1回目にたたいた結果と2回目にたたいた結果が同じかどうかチェックする機能)です。

この機能、シャープ電卓だと例えば、

【1】【+】【2】【=】で3を表示した場合と

【2】【+】【1】【=】で3を表示した場合では、

液晶左上に「OK」と表示され、結果が同じであることを教えてくれます。また、例えば、計算途中で【+】を誤って2回押してしまったり、間違って【ー】を押してしまった後に、【+】を押し直したりしても、【=】を押した後の結果が同じなら「OK」と表示します。(なお、検算を始めるにあたってのキー操作はありません。単に2回同じように電卓をたたくだけです。)

カシオ電卓で検算機能を使用する場合、

【1】【+】【2】【=】で3という計算の検算をしたい場合、

【検算】キーを押し(液晶右上に「検算中」と表示される)、再度、

【1】【+】【2】【=】で3と表示させると。液晶右上に「OK」と表示されます。

例えば【1】【ー】と押してしまうとその時点で、液晶右上に「今」と表示され、直前の打鍵が前回と異なることを教えてくれます。(消音にしてなければ表示に加え、正解の場合【=】のタイミングで「ピピッ!」、不正解の場合「今」のタイミングで「ピー!」っと鳴らしてくれます。)

  

写真左:計算過程で前回と異なるボタンを押してしまったところ。

写真中央:計算過程が前回と同じだったところ。

写真左:消音状態の表示(液晶右下の黒い四角)。消音切替は「+/ー」ボタンの長押し。


とまあ、シャープ電卓では結果のみを、カシオ電卓では計算過程をチェックしてくれていることになりますが、みなさんはこれ、どう思いますか。


私はですが、カシオ電卓の検算機能はあまりよろしくないと思います。

この検算機能ですが、どういう場面で使うかというと、今までのシャープ電卓では、合計値の検算によく使っていました。(同じ計算を連続で2回行い、左上に「OK」が表示されればそれを合計値の正解として採用する。「OK」が出なければ3度目以降の計算を行う。)

これが結構、便利だなと思っていたわけなんですど、カシオ電卓のように、「1回目の操作と違う」というタイミングで止められてしまうと(「今」と表示されるとそれ以降計算は続けられない)、2回目の計算が本来の正解だったとしても、結果を見る前に終了になってしまうのです。また、ミスタッチに自分で気づいたとしてもそこで計算が終わってしまうという不便もあります。

1回目の操作が絶対正解で、2回目も同じ操作をしたことを確かめたいのであれば、ミスタッチをした時点で教えてくれる方が良いと思いますが、多くの場合、1回目の操作が絶対正解という状況はなく、また、確かめたいのは「操作の正しさ」ではなく、「結果の正しさ」だと思うんですよね。

というか、そんな大層なチェック機能はいらないというか、ただ「=」を押した直後の結果が同じかどうか見てくれるぐらいでちょうどいいと思うのですが、カシオ電卓のこの仕様はどういう意図があるのか。

「そもそも操作ミスはしない」というレベルになればいいじゃん。といえばそうのなのですが、この仕様どうにかしてほしい。(検算に入るのに「検算」キーを押す必要があるのもどうにかしてほしい。)

 

2020年11月22日日曜日

iPhone 8 Plus 自力バッテリー交換

 お久しぶりです。こんにちは。

自粛でも自粛じゃなくても暇なんですが、1年以上ぶりの更新になってしまいました。


メルカリで中古購入したiPhoneのバッテリーを自力交換したので、メモを残しておきます。


まず、中古購入したiPhoneはこんな感じです。

iPhone 8 Plus (256G シルバー SIMフリー)

・購入時期:2019年12月22日

・購入時バッテリー容量:93%

・交換直前バッテリー容量:78%(2020年11月21日)

購入時は93%もあったので、まだしばらく使えるなと思っていのですが、1年弱で15%も減ってしまったということらしいですね。

iPhone 8 Plusの発売日が2017年9月なので、メルカリ出品者さんが発売後、即購入していたとすると、

・100%→93% 約2年

・93%→78% 約1年

となりまして、約3年ちょっとで電池の持ちとしては厳しい感じになってしまうのですね。

ちなみに、私は知らなかったのですが、バッテリー容量表示って、1%刻みで減っていくのではなく、5~2%くらいずつどかっと減るらしいですね。なので、中古購入の際、「まだ93%も残ってるわーい!」と思って購入しても、次の瞬間には80%台に落ちるという可能性もあり、出品者さんの使用期間もちゃんと確認しないといけないなと思いました。


さて、バッテリーの交換についてですが、作業手順等は↓の動画を参考にさせていただきました。


購入したバッテリー、工具は↓です。

※確か付属の赤(Y字のプラス)と分解工房の赤(フラットプラス)のドライバーは使用しなかったと思います。

実際にやってみて困ったことなどを残しておきます。

①バッテリー付属の星型(ペンタローブ)ドライバーが使い物にならず、分解工房の青いドライバー(リンク右から2つ目)を追加購入することになった。その際、他の付属ドライバーも使い物にならないものだと困るので、同じく分解工房の緑と赤のドライバーも一緒に購入した。(結果、星型以外は普通に使えました。ただ、包装ごとに個体差はありそう。)

②各種ネジはちゃんと噛んでいれば、軽い力で回る。ドライバーを回しているのにネジが浮いてこなければなめている可能性あり、ネジ山が減ってしまうとかなり面倒なことになると思うので注意。

③一番苦労したのは、吸盤でディスプレイを浮かせ、隙間をつくる工程で、なんなら、吸盤も購入してしまえばよかった。→なので、今後もバッテリーの自力交換をやっていく予定があれば、工具一式はある程度ちゃんとしたものを揃えてしまったほうが無難だと思った。

④二番目に苦労したのは、バッテリーを固定している両面テープ剥がし。ブチッと切れてしまいかなり大変なことになった。別のサイトで説明があったが、少しドライヤーなどで温めてから両面テープを引っ張ったほうが良かったかもしれない。

⑤確かに慣れれば20分くらいでできると思うが、今回は2時間位かかった。(ほとんどの時間はディスプレイ開けと両面テープ剥がしに消費した)

⑥今回は画面フィルムを張ったままできた。


という訳で、無事交換できました。

Before
After












バッテリー交換後は、他のサイトで紹介されていた「キャリブレーション(校正)」というのをやりました。キャリブレーションというのは、「通常どおりの使用によりシャットダウンまで放電→2時間ほど放置→100%まで間断なく充電」を2回繰り返すことらしいです。

交換後、電池の持ちはかなーり良くなりました。出自の知れないバッテリーで品質に不安があったのですが、今の所(交換後1週間ちょっとですが)、「これはどうしようもない」といった感じはまったくなく、とても良い感じです。

ちなみに、iPhone 8 Plusのもともとのバッテリーが2,691mAhで今回交換したものが3,300mAhらしいので、これが本当なら元よりバッテリーの持ちがよくなっているということになりますね笑。