2014年8月31日日曜日

140831 蜜の島

戦後間もない日本が舞台。戦争中に死ぬ間際の友人から妻と娘を妻の生まれ故郷の島に連れて行ってほしいと頼まれた主人公が、終戦後、その友人の娘を探し出し、当の島に連れて行く。その島は当時の日本地図には載っておらず、主人公が上陸の際、調査に来た国の役人も一緒に島に上陸する。そこでは住人は独自の風土と風習を未だ持ち続けいる。

人当たりは良いがどことなく奇妙な感じのする島の住人たち、住人たちの「死」に対する概念、家の中に放置される死体など奇怪な雰囲気を醸し出している。

閉鎖的な空間そして人間関係における猟奇的な文化...
時代背景や国家権力なども絡んできてなんともたまらない雰囲気のマンガです!絵もかなり好みでkindleで一気読しました。



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